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あとう和之のホームページ

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1.ムダストップ!

第一の新風 税金のムダづかいをストップ

■あなたの払った税金は、ドブに捨てられてませんか?
■この時期に都議ひとり150万円もかけて豪華な「海外視察」をする必要があるのか!?
■破たんした開発に2兆円!?──臨海開発すすめる自公民
■石原知事、あなたは昔こういってたじゃありませんか
■マスコミが書かない真実──石原知事になって借金が増えている
■使った公金に領収証をつけるのは当たり前!──世間の常識が通用しない「都議会ムラ」
■少しのムダをとめるだけで、こんなにいろんなことができる

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■あなたの払った税金は、ドブに捨てられてませんか?

 私は、いくらぐらい東京都に税金をはらっているのかなあ──そう思って計算してみたのですが、都民税が年間3万2000円くらい。あとは消費税(都分)が年1万6000円ほどで、合計で4万8000円です(私は、商売もしていませんし、クルマや土地ももっていないし、タバコも吸いません)。国への税金をふくめると、もっとふえます。

 こうやって払われた税金は、はたして、ちゃんと使われているのか──だれもが関心をよせるところです。
 それがドブに捨てられているみたいな使われ方をしていたら……悲しさを通り越して、怒りがこみあげてきます。

 実は、残念ながら、東京都のムダづかい、というのは、いっぱいあるのです。
 東京都が「ダム」をつくっている、ってごぞんじですか?
 群馬県、草津温泉のちかくに、国が「八ツ場(やんば)ダム」というのをつくっています。これを東京都がかなり負担することになっています(関連経費ふくめ1200億円)。
 たしかに、むかし、この地域は、食糧や燃料がなくて木をバサバサ切ったために大水に悩まされました。しかし、それは戦後直後の話。いまでは森林もゆたかになり、川の工事もすすんで、洪水の危険は低くなっています。
 それから、東京などで必要な水の量もへっていき、あらたにダムをつくる必要はない、っていうのが、現状です。
 11月には、住民などが、このダムにカネをだすのは違法だと言って裁判をおこしたほどです。
 いったん決めたらいかにムダでも見直さない──こんな古くさい体質がまだあるんですね。→詳しくはこちら


 日本共産党は、こうしたムダなダム建設をチェックし、都民の運動と力をあわせて、中止においこんできました(戸倉ダム)。
 私は、一円の血税もムダにさせない、こういう気構えでのぞみたいと思います。



■この時期に都議ひとり150万円もかけて豪華な「海外視察」をする必要があるのか!?

 自民党・民主党・公明党の都議会議員は、税金をひとり150万円も使って豪華な「海外視察」をやっています。これは、例の埼玉県議会議員の「買春海外視察」問題と同じテレビ番組(03年12月13日日本テレビ「特捜プロジェクト」放映)で報道された大問題です。
 もちろん、日本共産党は行っていません。

この問題を徹底追及! くわしくはこちら


■破たんした開発に2兆円!?──臨海開発すすめる自公民

 「都民に1円の負担もかけない」──こういってはじまったのが、江東区にある臨海副都心開発です。お台場やフジテレビがあるところですね。私は視察にいって、しかとこの目で見てきました。
 なんかにぎわってそうにみえるでしょ?
 あれ、ぜんぶ「暫定使用」なんです。予定していたよりはるか~に安い地代しか入ってきません。開発をすすめた側は、あれでは大赤字なんですね。

 この開発は、毎年8%も地代があがっていくなんていうことを前提にした超バブリーな計画でした。第3セクターといって、東京都が税金を出資し、銀行等がそこに入って「会社」をつくり、ビルにテナントを入れたり、造成した土地を売ったりして大儲けしようという計画でした。
 で、予想通り、バブルもはじけ、企業はこないし、土地は売れないしで、すっかり破たんした計画なのです。
 下の写真の左は、売れずに草ぼうぼうになっている土地です。むこうに見えるのはテレコムセンターといって、破たんした第三セクターのビルです。写真右はそのテレコムセンターのなか。企業がこず、空室がひろがっています。

臨海空き地 臨海空室

 しかし、東京都はしつように税金や都財政、都の財産を形をかえてつぎこみました。その額なんと2兆円。2兆円ですか(遠い目)。
 1日100万円使うとして、ええっと私の大好きなお酒を買って、手作りの餃子をつくって…うわ、とても使いきれません。それが5400年つづけられます。どれだけ無駄なお金がつぎこまれたことか。

 
 日本共産党は、都議会でこの無駄な破綻開発をやめるよう追及してきたただひとつの政党です。石原知事は「進むも地獄、退くも地獄」といってその破たんぶりをみとめたことがあります。

 ところがそれを巻き返したのが、自民・民主・公明なんですね。自民党は、「これを進めていくことが、首都東京の再生につながると私たちは確信をいたしております」と知事に推進の誓約を求めます。民主党も「いまさら後戻りするわけにはまいりません」とハッパをかけ、公明党も「きわめて意義の大きい事業」と推進し、生活者ネットは臨海開発を「やめろという立場ではありません」と賛成しています。

 こんなこと民間じゃ考えられないですよ!
 石原知事も、自公民も、こういう開発の無駄は何兆円という規模でやるくせに、保育園や福祉は「民間感覚」といって、公の責任をつぎつぎ切り捨てている。あべこべじゃないですか!
(私のレポートはこちら


■石原知事、あなたは昔こういってたじゃありませんか

 おかしな税金の使い方はまだあります。
 国が道路をつくるさいに、国や首都高速公団がお金を出すのは当たり前のことです。ところが、東京都は、自分たちが負担する必要のないこんなお金まで負担しているんですね。
 それも、ちっとやそっとの額ではありません。
 年間820億円にものぼるといいます。
 私がおかしいと思うのは、石原知事自身が昔“これはおかしい”と批判していたものだからです。

 自分自身がおかしいといっておきながら、実際には、お金を出し続ける──あきらかにムダづかいです。



■マスコミが書かない真実──石原知事になって借金が増えている

 石原都政になっても、こうした公共事業のムダづかいは止まっていないのです。いまでも1兆円ちかい予算が組まれています。
 その結果、石原知事になっても、実は借金がふえつづけています。
 石原さんが知事になったころは6.3兆円だった借金は、いま7兆円ちかくにふくれあがり、このままいけば30年後には8兆円規模になってしまいます。
 なんか、マスコミは、石原さんになって思い切った都政の改革がすすんでいるかのようにばかり報道していますけど、実態は逆なのです。



■使った公金に領収証をつけるのは当たり前!──世間の常識が通用しない「都議会ムラ」

 私がもっとびっくりしたのは、都議会の自民党、民主党、公明党です。
 みなさん、自分のお金じゃなくて、公金を使ったら、領収証をつけるのは当たり前ですよね? ところが、都議会や区議会ではそうじゃないんです。
 自治体は、「政務調査費」といって、調査や研究をするために必要なお金を、議会の会派に出しています。これは東京都にかぎらず、区とか市町村の議会でもそうなんですね。
 ところが、ずっとこの政務調査費には、「領収証をつけなくてもよい」という悪いクセがずっとつづいてきました。
 政務調査費はめちゃくちゃな使われ方をしていることがあります。
 これは東京都の例ではないのですが、品川区議会でこれをしらべたら、自民党がこの「政務調査費」を使って、キャバレー、パブ、クラブ、しゃぶしゃぶ・うなぎ・かに料理店で遊んでいたというのですね。研究費の9割が遊興費だったといいます。→こちら

 だからこそ、領収証の添付は不可欠です。

 むろん、日本共産党は、これまでも、ちゃんと自主的に領収証を出してきました。すべてオープンです。
 それで都議会でも日本共産党は「政務調査費には領収証をつけるべきだ」という条例を提案したのです。

 ところが、それを自民党・民主党・公明党なんかが否決してつぶしてしまったんですね。あんまりな話じゃないですか。

「税金を使う。……使途を公開する。当然、領収書もつける。そんな当たり前のことをしようとする(共産党の)議案が、5日都議会で否決された……そこには市民感覚とは離れた『都議会ムラの論理』も垣間見えた」(朝日新聞01年10月6日付)

 こんなふうにマスコミに言われてしまうのです。
 私は、税金のムダづかいをなくす基本は、まずオープンにすることだと思います。この点でも都政に新風をおくりこみたい。



■少しのムダをとめるだけで、こんなにいろんなことができる

 こんなふうに税金のムダづかいをやめたら、実は(都政にとっては)わずかな額であっても、かなりいろんなことができるのです。そのうえ東京都の借金も返していけます。
 日本共産党は、9年間ずっと、都議会で「予算のくみかえ」提案をやっています。びっくりしないでほしいのですが、こういう財源の裏づけをもった対案をだしているのは、都議会では共産党しかありません。

 予算のわずか4%をくみかえるだけで、130ものあたらしいコトができるんです。
 たとえば、
●子どもの医療費無料化を小学生までひろげる
●子どもの夜間休日医療をもっとよくする
●重い介護の人に手当をだせる
●中小企業に貸すお金をふやせる
●東京がうだるように暑くなる「ヒートアイランド」対策をつよめられる
●災害対策の予算をふやせる……

 こんなにいろいろできるんですね。
 くわしくはこちらをみてください。

 都政に新しい風をおくりこみましょう。

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